よくあるご質問
当組合に寄せられておりますご質問のなかから、とくに多いお問い合わせおよびその回答を掲載いたします。下記内容以外にもご不明な点がありましたら、お問い合わせフォームもしくはお電話にてお気軽におたずねください。
よくある質問および回答
ご近所も停電していれば、台風や落雷による停電かもしれません。
ご自宅だけ停電しているようでしたら、お家の一部が消えているのか、全部が消えているのか確認をした上で、分電盤を確認してみてください。
ご自宅の分電盤にあるアンペアブレーカー(○○Aと記載がされてあります)は、お客さまの電気契約容量以上の電流が流れると落ちる仕組みになっています。近年、スマートメーターが普及し、アンペアブレーカーが分電盤にない場合があります。スマートメーターにアンペアブレーカーの機能が内蔵されているためです。ただ、スマートメーターを見ただけではアンペアブレーカー機能が働いているかどうか、お客さまご自身では確認しづらくなっています。
※特に東京電力エナジーパートナー以外の電力会社から電気を購入されている場合はスマートメーターが付いています。
配線用遮断器(小ブレーカー)は、回路ごとに電気を使い過ぎたり、短絡(ショート)があった場合に落ちる仕組みになっています。同じコンセントで電気湯沸器と電子レンジを一緒に使ったりすると、電流が流れすぎていると感知して、配線用遮断器が落ちる場合があります。
電気契約容量以上の電気を使いすぎているのか、回路ごとに電気を使いすぎているのか、見きわめが必要となります。
あまり電気を使っていないのに配線用遮断器が落ちる場合は、何らかの異常がある場合がありますので、電気工事店やお近くの住宅電気工事センターにご相談ください。
お客さまの電気の契約がアンペア契約で、10A~60Aでの範囲の場合は、電力会社が無料で契約変更を行うことが可能です。なお、アパートやマンションなどの集合住宅では、オーナー様や管理人様の承諾が必要な場合があります。事前にご確認ください。
ただ、すべてのケースにおいて無料で契約変更できるわけではありません。お客さまのご契約プランや電気設備の状況によって、電気工事店による工事が必要になる場合は多いです。この場合、工事費用のご負担はお客さまとなります。また、契約変更の申請も電気工事店が行いますのでその申請料もご負担いただくことがあります。
契約変更が無料できるかどうかは、まずご契約されている電力会社へお問い合わせください。
皆さまのお宅の電気配線や電気器具は、電気が漏れないように「絶縁」されています。しかし絶縁物が古くなったり、傷ついたり、水をかぶったりすると、電気が漏れて「漏電」が起こります。特に水に濡れている場所やものは電気を通しやすいので注意が必要です。漏電している器具などに触れてしまうと、電気は人体を通り大地に流れていきます。これが「感電」です。汗をかいていると体の抵抗が下がり電気が流れやすくなります。漏電は火災の原因にもなりますので十分注意してください。漏電遮断器(漏電ブレーカー)は、大地に漏れ出る電流を検出いたします。漏電遮断器(漏電ブレーカー)が落ちることで皆さまが感電することを防いだり、火災を防止することができます
ご家庭のテーブルタップは通常のもので1,500W(ワット)まで電気機器を使用できるとされています。電圧が100V(ボルト)ですから、1,500W÷100V=15A(アンペア)までの電流を流すことができる計算です。合計1,500Wを超える電気機器を接続し同時に使用すると、15A以上の電気が流れますので、コードが過熱し火災の原因になる可能性があり危険です。電気機器にはそれぞれ消費電力(ワット数)が記載されています。電気が流れすぎないよう確認をしてみてください。また、タコ足配線は電気コードがたくさん集中しますのでホコリがたまりがちです。コンセントとプラグの間にホコリと湿気がたまると、漏電し発火することがあります。これをトラッキング現象といいます。定期的にお掃除していただくことはもちろん、電気工事店にご相談し、単独のコンセント回路を増やすなどして、安全かつ快適に電気を使えるよう環境を整えていただくことをお勧めいたします。
本当です。電気工事業を営業するためには、官公庁(都内で営業する場合は東京都庁)へ電気工事業登録等を行うことが法律で義務付けられています(電気工事業の業務の適正化に関する法律)。営業行為に法律で規制がかかっているのは、電気というものが本来、非常に危険なものだからです。官公庁へ登録・届出している証明として、お店に「標識」が掲示されていますので、ぜひ確認してみてください。また電気工事店には必ず、所定の実務経験を積んだ「電気工事士」がおり、責任を持って工事を行っています(主任電気工事士)。組合に加入している電気工事店はすべて官公庁へ登録・届出しています。